PCやスマートフォン、タブレットなど、企業システムで利用するクライアント端末は多様化している。どの端末からでも利用しやすく、さらに利用者の生産性を妨げないユーザーインタフェース(UI)が求められるようになった。今、ITエンジニアが最低限知っておきたいUIデザインのコツを解説する。
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PCやスマートフォン、タブレットなど、企業システムで利用するクライアント端末は多様化している。どの端末からでも利用しやすく、さらに利用者の生産性を妨げないユーザーインタフェース(UI)が求められるようになった。今、ITエンジニアが最低限知っておきたいUIデザインのコツを解説する。
使いやすさは二の次とされてきた企業システムでも、UI(ユーザーインタフェース)のデザインが重視され始めてきた。従業員の多様化が進み、生産性の向上が課題になるなか、SEは誰もが使える企業システムを開発しなければならないということだ。
ITエンジニアがUIデザインを考えると詰め込みすぎる―。デザインの専門家はこう感じているケースが多いようだ。
UXと聞くと「デザイン思考などの方法論を使わなければならず、難しそう」と考えるITエンジニアが多いかもしれない。確かにデザイナーが実践する全ての方法をITエンジニアが実行するのは難しいかもしれないが、UXのエッセンスを取り入れることは可能だ。
聴覚障害者や高齢者などでも利用しやすいように製品やサービスを設計、製造する考え方がユニバーサルデザインだ。企業内に働く人が多様化する今、企業システムでも無視できなくなっている。