マイクロソフトは,バックアップ・ソフト「System Center Data Protection Manager 2006(DPM 2006)」(画像)の日本語ベータ版を同社Webサイトで公開中である(該当サイト)。ファイル容量は約680Mバイト。試用可能な期間は270日。対応言語は日本語のほか英語,フランス語,ドイツ語。

 米MicrosoftのWebサイトでは2005年4月からDPM 2006のベータ版のうち英語,フランス語,ドイツ語に対応するものを公開していた(既報)。6月3日からは,日本法人のサイトでも提供を開始し,同時に日本語版を追加した。

 バックアップ対象は,Windows Server 2003が稼働するファイル・サーバーやWindows Storage Server 2003搭載のNAS(ネットワーク接続ストレージ)。これらのOSが備えるVSS(ボリューム・シャドウ・コピー・サービス)機能を利用して,クライアントからのリカバリ作業が簡単にできるのが特徴である(関連記事)。対応するクライアントOSは,Windows 2000/XP。正式版は,2005年内に出荷開始の予定。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ


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