米Microsoftは,2月5日,Windows次期版とOffice次期版の製品名を正式に発表した(該当サイト)。開発コードWhistlerで知られるWindows次期デスクトップOSは「Windows XP」,開発コードOffice 10で知られるMS Officeの次期版は「Office XP」になる。

 「XP」は「experience」(経験)を意味する。最近同社は,ユーザー・インターフェースに代えて「user experiences」という言葉を提唱している。各製品の新機能については概要しか発表されていない。詳細は,2月13日に示すという。出荷日については,Windows XPが2001年後半,Office XPが2001年前半としている。

 Microsoftは,2月13日,Seattleの音楽博物館Experience Music Projectで報道関係者やアナリスト向けのイベントを開催する予定。本来は,そこで製品名が発表されるようだったが,米メディアが激しいスクープ合戦を繰り広げた。Windows 2000 Magazine(該当サイト)のニュース・サイトWinInfoが両製品名をすっぱ抜いたほか,Wall Street Journal Online(該当サイト)は製品名とともに,2月5日に同社が製品名を発表すると報じていた。

(干場 一彦=日経Windows 2000)

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