電気通信事業者協会(TCA)は8月5日,7月末時点の携帯電話契約数を発表した。事業者別の月当たり純増数は,6月に2位だったauグループ(KDDIと沖縄セルラー電話)が僅差で逆転。2カ月ぶりに首位を奪い返した。auの契約数は,前月に比べ万23万500増の2035万3200契約となった。2位のNTTドコモ・グループは22万9800増の4965万9400契約。

 3位のボーダフォンは1万8000契約の純増となり,徐々に加入者回復の傾向が見えてきた。累計では1498万4600契約。7月にKDDIグループの吸収合併を発表したツーカー・グループは,1万7800の純減となった。累計では353万8800契約である。

 一方,5月に開始した定額音声サービスが好調なPHS事業者のウィルコム・グループは,7月の純増数が7万900を記録。2カ月連続で7万契約を突破した。累計では327万1000契約となっている。