ライブドアは8月1日,公衆無線LANサービスの試験サービスを開始した。10月1日の商用サービスに向け,利用状況を調査する。試験サービス開始に当たり,名称を従来の「D-cubic」からよりイメージの沸きやすい「livedoor Wireless」に変更した。

 試験サービスは,(1)有償サービス接続実験,(2)フリートライアル--の2種類を用意した。有償サービス接続実験は,10月1日開始予定の商用サービスと同じ機能を利用できる。利用する際は,livedoor ID(登録無料)とlivedoor ウォレットの登録が必要になる。試験サービス期間は8月1日から9月末まで。その後は,本サービスに移行し,月額525円が課金される。

 一方のフリートライアルはライブドアのポータルサイト内のみアクセス利用可能。メールなどのサービスも利用できないが,利用期間の制限はなく,商用サービス後も無料で利用できる。サービスの申し込みにはlivedoor IDが必要となる。

 試験サービスの提供エリアは,無線LANアクセス・ポイントの設置が完了した東京都新宿区と港区の計35カ所。エリアは順次拡大していく。