総務省は,「050」から始まるIP電話専用番号の7月6日時点での配布数を公表した。これによると,通信事業者への配布数は合計で1872万。6月初めから25万番号増えた。

 増加分はすべて,ぷららネットワークスが取得している。25万番号の上乗せで合計126万番号となるが,KDDIに次ぐ4番目の取得数であることには変わりがない。「既存のIP電話サービスで将来的に不足が見込まれるため取得した」(ぷらら)という。

 また,日本テレコムIDCが取得していた2万番号は,ソフトバンク・グループの事業再編により日本テレコムへと移管された。このため,050番号を取得している事業者の数は28から27へと一つ減った。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション