ネットマークスは千葉市・幕張メッセで開催中のネットワーク総合展示会「Interop Tokyo 2005」で米グーグルの検索アプライアンス「Google Search Appliance」を展示している(写真)。「6月9日から実際に機器を動作させ,デモンストレーションする」(説明員)という。

 Google Search Applianceは社内ネットワーク上のドキュメントのインデックスを作成し,ユーザーが検索できるようにしたアプライアンス製品。グーグル独自の検索アルゴリズムを搭載する。テキストや,HTML(hypertext markup language),Microsoft Officeの各ファイル,PDF(portable document format)など各種フォーマットに対応。データベース・サーバー内に格納しているデータも検索できる。

 価格は検索可能なファイル数で異なる。50万ファイルの検索が可能なモデルが651万円。150万ファイル対応のモデルは1575万円。それぞれ2年間の保証が付く。ネットマークスはグーグルの国内代理店として,Google Search Applianceの営業活動を6月に本格化させた。すでに10弱の企業が導入する意向を示しているという。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション