富士通系のベンチャー企業であるネットツーコムは,7月に正式発表を控える無線IP電話機「WiPCom」をバーコード・スキャナーの機能を組み込むことが分かった(写真)。無線IP電話機を兼ねながら業務端末としての利用を見込む。

 同端末はコンパクト・フラッシュ(CF)スロットを搭載。既にウィルコム(旧DDIポケット)などのPHSカードへの対応は表明済み。今回対応を予定するバーコード・スキャナーはシーエフ・カンパニー製。ペン型のほか,直接CFスロットに刺して使うバーコード・スキャナーへの対応も予定する。