ソフトバンク・グループの通信事業者である日本テレコムと日本テレコムIDCは5月12日,7月1日に合併すると発表した。合併後の存続会社は日本テレコム。日本テレコムIDCは合併後に解散する。

 合併により,日本テレコムは日本テレコムIDCが強みとして持つ国際通信事業を強化。重複していた事業は集約し,ソフトバンク・グループ内での通信事業の意思決定を早めることを狙う。

 日本テレコムIDCのサービスは日本テレコムがすべて引き継いで提供する。なお,データ・センター事業は旧・日本テレコムIDCが5月10日に実施した会社分割・社名変更によって誕生したソフトバンクIDCが引き継いでいる。

(島津 忠承=日経コミュニケーション