アシュリオン・ジャパンは4月26日,携帯電話端末に保存されているデータをリモートから消去できるサービス「Asurion Vault」を開発したと発表した。同社は直接サービスを提供せず,携帯電話事業者やポータル・サイトの運営会社などに販売する。早ければ今夏にもAsurion Vaultを利用したサービスが登場する予定で,利用料は月額100~200円程度になる見込みだ。
Asurion Vaultを利用するには,携帯電話に専用アプリケーションのインストールが必要。この専用アプリケーションとインターネット上のサーバーとの間で,携帯電話に保存されているアドレス帳やスケジュール帳,メール,写真などのデータの同期をとる。ユーザーは,パソコンを利用してインターネット経由でこのサーバーにアクセスし,データの追加や修正,削除を指示できる。本来はデータのバックアップ用途を狙ったサービスだが,端末を紛失した際のセキュリティ対策としても利用可能。対象機種は,BREWの実行環境またはSymbian OSを搭載した携帯電話の一部になる。
携帯電話の紛失時にデータをリモートから消去できるサービスは,このほかにも,KDDIの「ビジネス便利パック」や,KDDIと日本ヒューレット・パッカードが共同で開発した「渉外支援システム」(いずれもサービスの1機能として実現)などがある。