トレンドマイクロは4月11日,リアルタイムのスパイウエア削除機能を搭載したウイルス対策ソフト新版「ウイルスバスター コーポレートエディション 7.0」を発表した。5月18日に出荷開始する。価格は5ユーザー・ライセンスで3万6000円から。今後1年間で130億円の売り上げを目指す。

 トレンドマイクロが3月に調査した結果によると,29%の企業がスパイウエアに感染した経験があり,82%がスパイウエアに脅威を感じているという。

 新版はでスパイウエア対策以外にも,米インテルの64ビットCPUであるItanium 2への対応,ウイルス検索時のCPU負荷を3段階で設定できる機能の搭載といった特徴がある。

(武部 健一=日経コミュニケーション