NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は4月4日,海外で事業展開するユーザー企業向けセキュリティ・サービス「アークスターグローバルセキュリティオペレーションサービス」を提供すると発表した。同社のIP-VPN(仮想閉域網)サービス「Arcstar IP-VPN」を利用する企業向けの国際ネットワーク・セキュリティ運用サービスで,4月5日から開始する。

 新サービスは,ユーザー企業のネットワークに接続している海外拠点にファイアウォール,IDS(侵入検知システム)やIPS(侵入予防システム)などのセキュリティ装置を設置。NTTコムのセキュリティ運用センターから24時間365日体制で監視する。ウィルスやワーム,不正アクセスを早期に発見することで,社内ネット全体への被害拡大を防止する。

 サービスは,世界88カ国で提供。各国でセキュリティ装置のレンタルや設置,保守運用をNTTコムがワンストップで提供する。料金は接続拠点数により異なるが,1拠点当たり月額30万円からである。