NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2月1日,パーソナル・ファイアウォールの導入から運用までを代行するサービス「検疫型クライアントファイアウォール管理サービス」を提供開始すると発表した。パーソナル・ファイアウォールは,チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの「Integrity」を利用する。

 同サービスでは,あらかじめ協議したセキュリティ・レベルに基づいてパーソナル・ファイアウォール「Integrity Desktop」をクライアント・パソコンにインストール。Integrity Desktopの管理サーバー「Integrity Server」をNTTコムのデータ・センターで運用管理する。

 Integrity Desktopの機能を利用すれば,アンチウイルス・ソフトのインストールの有無,パターン・ファイルの更新状況,パッチの適用状況などをチェックし,セキュリティ・ポリシーに反するクライアント・パソコンを社内ネットに接続できないようにすることが可能。

 料金は,管理対象となるクライアント・パソコンの台数によって決まる。クライアント・パソコンが1台の場合,初期費用が55万円程度,月額料金が15万円程度が目安となる。