米シスコシステムズと米マイクロソフトは10月19日,セキュリティ・ポリシーを満たさないパソコンを排除する,いわゆる「検疫システム」での協業を発表した。両社のシステムに互換性を持たせるため,技術情報を共有していくという。

 従来,検疫システムの実現には,米シスコシステムズは認証機能付きスイッチを使った「Network Admission Control」(NAC),米マイクロソフトはDHCPサーバーを使った「Network Access Protection」(NAP)と異なるアーキテクチャを提唱していた。今回の協業ではNACとNAPの互換性を実現し,両者の混在環境での検疫を可能とする。さらに業界標準の確立も目指す。



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