IP電話やテレビ会議などの専門イベント「IPテレフォニーソリューション・フォーラム」が10月13日,東京・目黒雅叙園で始まった。展示会場では,IP電話と業務アプリケーションの連携ソリューションや,IP電話と映像,テレビ会議を組み合わせたソリューションを紹介する各ベンダーのブースが設けられている(写真右)。シスコシステムズや日立製作所,沖電気工業などが製品を出展中。展示会は14日まで開催している。
会場で特に来場者をにぎわせているのは,テレビ会議システムのブース。米ポリコムやノルウェーのタンバーグ,ソニーといった大手テレビ会議メーカーの新製品が一同に会した。
ソニーは,10月15日に発売する新製品「PCS-TL50」,「PCS-G70N」を展示。特にPCS-TL50はソニー製品で初のテレビ会議システムとディスプレイの一体型となる戦略商品。(写真下の左)ソニーらしく,デザインにもこだわりを見せている。「既に銀行などから多数の引き合いがある」(ソニーのブロードバンドコミュニケーションカンパニー)という。
ポリコムは,販売会社の一つである大塚商会と共同ブースを設けている。10月12日に発表したビデオ会議用ソフトウエアの新製品「PolycomPVX」や既存製品を展示するだけでなく,会場にNTT東日本のFTTH(fiber to the home)サービス「Bフレッツ」を引き込んでデモを実施。東京・飯田橋にある大塚商会の本社と展示会場で,PVXを使ってコミュニケーションをする様子を来場者にアピールしている(写真下の右)。
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