ソフトバンク・グループの日本テレコムは10月7日,12月から開始予定の固定電話サービス「おとくライン」の新キャンペーンを発表した。おとくラインの料金プランの一つ「Bプラン」で,競合事業者の東西NTT,NTTコミュニケーションズ(NTTコム),KDDIの通話料金よりも常に0.1円割安に提供し続ける「おとく保証キャンペーン」を実施する。10月1日に東西NTTとNTTコムが発表した通話料金値下げなどへの対抗措置。

 おとく保証キャンペーンによる通話料金は,現状での競合事業者の料金から計算すると,Bプランのプラン1の場合で市内が8.295円,県内市外が8.82円,県外が15.645円。プラン1に比べて定額料がプラス105円必要なBプランのプラン2の場合では,市内と県内市外が7.77円,県外が14.9円となる(いずれも3分課金で住宅向けサービスの料金)。「おとくラインの名に恥じない,最安値のサービスをやり続ける。とことん行く」と日本テレコムの宮川潤一取締役は徹底抗戦を宣言した(写真)。

 今回のキャンペーンは,12月末までにBプランを申し込むユーザーが対象で,10月8日から受け付けを開始する。割引の適用期間は,サービス利用開始月を含めて3年間。毎月末日の競合事業者の通常料金と比べ,各料金区分の税抜き料金で0.1円以上安くし,翌々月以降のおとくラインの通話料金として適用する。

 また宮川取締役は,おとくラインで「Yahoo! BB」以外のADSL(asymmetric digital subscriber line)サービスを利用可能にする計画についても言及した。「現在,東西NTTと事業者間協定を進めているところ。おとくライン開始の12月1日には間に合わせる」という。

(宗像 誠之=日経コミュニケーション