首都圏に626店を展開するコンビニエンス・ストア・チェーンのスリーエフは、東日本旅客鉄道(JR東日本)の「Suica」による電子マネー・サービスを導入する。11月30日から5店舗に導入し、順次、Suicaが利用可能な店舗の数を増やしていく。

 スリーエフがSuicaを導入するのは、日本大通店、神奈川県庁前店、中区山下町店、横浜情報文化センター店。いずれも横浜市関内近辺にある。加えて、東京・飯田橋のエドモント店(ホテルメトロポリタンエドモント内)でも利用できる。

 Suicaを導入するコンビニエンス・ストアは、東日本キオスクが駅構内に展開する「NEWDAYS」、ファミリーマートに続き3社目。ファミリーマートは9月26日から電子マネーの導入を開始した(関連記事)。JR東日本は、電子マネーで先行するビットワレットの「Edy」に対抗し、着々と仲間作りを進めている。

 Suicaを利用可能な店舗は9月末時点で合計607店舗。一日あたりの利用件数は約7万件に達する。

本間 純=日経コンピュータ