富士通の米国子会社Fujitsu Softwareは,アプリケーション・インフラ向けのモジュラ型スイート「Interstage Suite」を米国時間10月21日に発表した。企業ポータル,統合ソフト・ツール,データ分析ソフト,XML検索エンジンなどを統合している。同製品は,機能別に「Interstage Integration」「Interstage Development Tools」「Interstage Foundation」の3つの製品ファミリで構成される。
同社は,企業のプロセスを自動化する「Interstage Business Process Manager」と呼ばれるワークフロー・ソフトを米国,欧州,オーストラリアにて販売してきたが,同スイートは,同製品のポートフォリオを拡張したもの。プロセスやコンテンツ管理,Webサービスのサポートをする新製品や強化機能を追加している。同スイートは,米フロリダ州オーランドにて開催中の「Gartner Symposium/ITXPO」にてデモが実施されている。
同スイートは,「Interstage Application Server」「Interstage Business Process Manager」「Interstage Portal」が中心となる。プロセスとコンテンツを管理するために追加された新しい機能は次の通り。
・「Interstage XML Search」
XMLデータの高速検索機能。サイズやロケーションに関わらずXMLデータレポート,ドキュメントのクエリーを実行する。100件または1000件の結果を導く検索を同時に実行できる。
・「Interstage XBRL Processor」
XBRL(eXtensible Business Reporting Language)をベースとしたアプリケーションの構築と配備を行なうためのツールキット。インターネットを含む複数のソフトウエア形式,技術間における金融データの自動交換と抽出を可能にする。米国企業改革法(Sarbanes-Oxley Act)とBasel II(新自己資本比率規制)に対応可能となる。
・「Interstage Business Process Manager」の強化
ビジネス・プロセス管理ソフト。企業が完全なプロセス・ライフサイクル・ソリューションを配備するためのエンジンを提供する。新版では,人為的な作業が中心となるビジネス・プロセスとシステム中心型のプロセスを効率的に連帯させることにより,プロセス管理を拡張している。
・「Interstage Portal」の強化
企業は,さまざまな分散型システムとサービスの統合が可能になり,ユーザー,従業員,顧客,パートナに一貫したインタフェースを提供する。強化された新版では,新しいコラボレーション機能,Windowsとの統合,XSL(extensible stylesheet language)を使ったコンテンツのカスタマイズ機能を提供する。
Fujitsu Interstage Suiteは,全世界に向けて提供されている。価格は,CPUにつき2000ドルから。同製品の詳細は,同社Webサイトに記載されている。
◎関連記事
■富士通がXML技術を使ったデータベース管理ソフトを投入
■RDBより速いXML DB,富士通がInterstage新版でラインナップ化
■富士通,中小規模システムに向けたAPサーバーを発売
[発表資料へ]