業界団体であるFibre Channel Industry Association(FCIA)が米国時間4月10日に,相互運用性の大規模なテスト「Plugfest」が完了したと発表した。Plugfestは,同団体がスポンサーとなり16の企業が参加したテストで,複数のプロトコルをサポートするFibre Channelの機能と汎用Ethernetネットワークへの統合を試験した。

 同テストは,複数のプロトコルに対応するネットワーク・インフラとしてのFibre Channelの能力を実証する目的で行われた。具体的には,複数ベンダーのネットワーク機器を用いた,ストリーミング・ビデオ配信や,Fibre Channelに接続したコンピュータ・プラットフォームからインターネットへの接続などが実施された,。

 参加団体は次の16団体:米Agilent Technologies社,米Brocade Communications社,米Finisar社,米Gadzoox社,米Hewlett-Packard社,米Hitachi Data systems社,米I-tech社,米IBM社,米INRANGE Technology社,米McDATA社,米McDATA社,米Mylex社,米Qlogic社,米RaidTec社,米SANcastle社,米Seagate社,University of New Hampshire InterOperability Lab,米Vixel社。

 次回のPlugfestは7月15日に予定されており,1-2Gビットでの相互運用性およびFibre ChannelとLANにまたがるリモート・バックアップを中心に行う。

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