米Crayが「組織再編に関する一時的な費用を除いた場合,2002年第1四半期に利益を計上できる」との見通しを米国時間3月28日,発表した。
組織再編の費用は,1年間で500万ドルを越える見込みだ。大部分は3月25日~29日に実施する20人の従業員削減にかかわるもので,主に研究開発部門の要員を対象とする。Cray社は先ごろ,新しいスーパーコンピュータ・システムの開発作業が終盤に近づいたことを理由に,研究開発費の削減計画を明らかにしていた。
同社は,スーパーコンピュータの強化メモリ・システム「Cray SV1ex」とマルチスレッド・システム「Cray MTA-2」の出荷を2001年第4四半期に開始した。また「Cray SV2(開発コード名)」システムの出荷は,2002年後半を予定している。
「(開発作業完了に近い)この時点なら,Cray SV2や今後の研究開発活動の進捗に影響を与えず投資を徐々に削減できる」(Cray社会長兼CEOのJim Rottsolk氏)
なお同社は,2002年第1四半期決算の報告を2002年5月1日に予定している。
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