米LSI Logicが米国時間11月1日,同社のホスト・バス・アダプタ(HBA)のUltra160 SCSIファミリーが,Red Hat Linuxオペ-レティング・システムとの互換性に関して米Red Hat社から認定を受けたことを発表した。製品は,同社の配布チャネル・パートナーのAvnet社,Bell Microproducts社,Insight Electronics社,Arrow Electronics社から入手可能。
「企業ユーザーは,高性能で基幹業務を実行できる品質を要求している。LSI Logic独自のドメインバリデーション技術を導入してUltra160 SCSIホスト・アダプタは業界標準になった。Red Hatのハードウエア認定テストと関連要件をクリアしたことは,重要なことであり,われわれのオープンソース・ソリューションへのコミットメントを実証したものである」(LSI Logic社のHBA事業グループ・ディレクタのBob Anderson氏)
同社のシングル,デュアル・チャネルUltra160 SCSI HBAは,下位互換性を持つとともにUltra320 SCSI技術につながるソリューションを提供する。使いやすいオンボードの設定ユーティリティによりHBSとSCSIデバイスのデフォルト設定を容易に変更できる。
◎関連記事
■米LSI Logicが米AMIのRAIDコントローラ事業を買収
■米LSI Logicと台湾TSMCが0.13μm技術の開発などで協力
■米レッドハットが「Red Hat Linux 7.2」を出荷,カーネルは2.4.7
■米Red Hatがクロス開発ツール「GNUPro」を米インテルの「XScale」対応に
[発表資料へ]