米Stardockが米国時間9月20日に,Internet Explorer(IE)にスキン機能を追加するソフト「WebBlinds 1.0」をリリースしたことを明らかにした。スキン機能とは,アプリケーションのインタフェースを変更する機能である。

 WebBlinds 1.0は,Stardock社の「DirectSkin」技術をベースとしている。Internet Explorer(IE)に組み込み,ツール・バーのボタンや,背景をカスタマイズする機能を備える。企業や開発者が用途に応じて追加のボタンを組み込むといった使い方ができる。

 WebBlinds 1.0は,ポップ・アップ・ページのブロック機能も備える。広告などのポップ・アップ・ページが開くのをブロックし,画面下のステータス・バーにアイコンで表示する。

 Stardock社は,WebBlinds 1.0によるスキン機能の使用例を以下のWWWページで公開している。

1)「ZDNet」サイトにおけるスキン例

2) ポップ・アップ・ページのブロック機能

3) ポップ・アップ・ページの表示例

4) 「CNET」サイトにおけるスキン例

5) 「WebScape」サイトにおけるスキン例

 ちなみに,Netscape Navigator 6.0やNeoplanet,Operaなどのブラウザでは,標準で同様の機能が利用可能である。

 WebBlinds 1.0の価格は,スタンド・アロン向けが14ドル95セント。デスクトップ環境ツールのスイート(49ドル95セント)でも提供する。Stardock社は,WindowsのGUIを変更する「WindowsBlind」(19ドル95セント)も提供している。

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