「高解像度のディスプレイを利用するネット・ユーザーが増えている。1024×768画素を使う人が1999年1月時点の20.5%から今回の調査では32.7%へと大きく拡大した」。
インターネットのトラフィックの追跡調査を手がける米WebSideStoryが米国時間7月31日に,世界のネット・ユーザーが利用しているパソコンのディスプレイの解像度に関する調査結果を発表した。調査は傘下のStatMarket社が5000万人以上のネット・ユーザーの利用状況を追跡し,分析したもの。
最も多かったのは,依然として800×600画素。過半数を超える52.5%となった。一方で,640×480画素は17.8%から5.7%へと大きく後退した。また1152×864画素や1280×1024画素といった高解像度が合わせて5%強を占めている。
1024×768画素以上のユーザーによるWWWの利用が,インターネットのトラフィック全体の40%近くを占めているという。
国別でみると,ドイツでは1024×768画素のユーザーが50%強と過半数に達しており,各国の中で最も多い。一方で,中国では18%程度にとどまっている。調査結果の詳細は以下の通り。
■表 世界のネット・ユーザーが利用しているパソコンのディスプレイの解像度(2001年7月23日時点)
解像度 | シェア(%) |
1152×864 | 2.32 |
1280×1024 | 2.88 |
1024×768 | 32.72 |
800×600 | 52.47 |
640×480 | 5.71 |
出典: WebSideStory社
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