|
|
FBIが「Code Red」ワームの7月31日再発を警告,「FBIは必要以上に騒ぎすぎ」の声も既に大きな被害をもたらしている「Code Red」ワームの再発に関して,FBIの国家インフラ保護センタ(FBI NIPC:FBI's National Infrastructure Protection Center)や米Computer Associates International(CA)が米国時間7月30日に警告を発した。米国東海岸時間7月31日午後8時に再び感染が始まる恐れがあるという。 Code Redが最初に検出されたのは7月19日。米国のIT業界団体Information Technology Association of America (ITAA) やセキュリティ・ベンダー各社が7月20日に警告を発している。CA社によると,世界中ですでに30万台のシステムが被害にあっているという。 Code Redは米Microsoftの「Internet Information Server(IIS)」のバッファがオーバーランするセキュリティ・ホールを利用して感染する。このセキュリティ・ホールは先月発見されたものだが,修正パッチを当てていないコンピュータが狙われている。Code Redはの主な特徴は以下の通り。 ・米国英語のWWWサイトを書き換え,「Welcome to http://www.worm.com! Hacked by Chinese!」というメッセージを表示する。 ・毎月20日〜28日に,ホワイトハウスのWWWサイトのIPアドレスにDos攻撃を仕掛けようとする。 ・毎月20日以前にできるだけ多数のサーバーをランダムに攻撃しようとする。 感染対象となるシステムは,「Windows NT 4.0」上でIIS 4.0あるいは同5.0と「Index Server 2.0」を動作させているコンピュータ,または「Windows 2000」上でIIS 4.0あるいは同5.0とインデックス・サービスを動作させているコンピュータ。 CA社などのベンダは,即座にシステムを再起動してパッチをあてるよう呼びかけている。 しかしコンピュータ・ウイルス専門家のRob Rosenberger氏は,FBI NIPCが警告を発したことに対し,「FBIはパニックを引き起こそうとしている」と非難。「Code Redの脅威は深刻に受けとめるべきだが,パニックに陥ったユーザーはCode Redと同じくらい危険だ」(同氏)と述べている。 ちなみに,連邦政府は2000年10月に可決された情報セキュリティの法令「Government Information Security Reform Act(GISRA)」について,9月30日までに適用方法をまとめ,Office of Management and Budgetに報告しなければならない。GISRAは,政府機関のセキュリティ・プログラムとプラクティスの脆弱性検査を政府機関のCIOおよび検査官に義務づけている。 ◎関連記事 セキュリティに関する情報は総合IT情報サイト『IT Pro』の「セキュリティ」で詳しくお読みいただけます。 [www3.ca.comに掲載の発表資料] |