米Accenture(旧称「Andersen Consulting」)が米国時間6月7日に,約1400人の従業員削減策を明らかにした。

 自主的なサバティカル・プログラム「FlexLeave」を通じてコンサルティング部門の従業員を最大800人削減する。主に米国が対象である。サポート部門の約600人は解雇する。同社は現在世界中に7万5000人以上の社員を抱えている。

 FlexLeaveは1年以上勤務した上級管理職レベルまでのコンサルティング社員が対象。給与の20%と諸手当を受け取りながら6カ月~1年間休暇を取得する。

 「たとえ一時的なものでも従業員削減という手段は避けたかったが,現在の経済状況により,顧客の需要と我が社の社員規模に若干の不均衡が生じた。FlexLeaveを適用することで,スキルを保ち,短期的なコスト削減を図る」(Accenture社マネージング・パートナ兼CEOのJoe W. Forehand氏)。

 Accenture社は世界46カ国で事業を展開している。1999年9月~2000年8月の通年売上高は97億5000万ドル。2000年9月~2001年2月の売上高は57億1000万ドルだった。

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