(2001.4.3,TechWeb Finance

 ISP/ホスティング・サービス大手の米PSINetが米国時間4月3日に,連邦破産法の適用を申請する可能性が高いことを明らかにした。

 米連邦取引委員会(FTC)への年次報告書の提出が遅れており,2000年第4四半期決算には大規模なリストラ費用を計上する見通しであるという。

 同社は,「今後,破産法のもとで経営の立て直しを図ることになりそうだ」としており,「仮に破産法のもとでの再建がうまくいったとしても,当社の株式はまったく価値のないものになる」とコメントしている。

 同社は現在外部のコンサルタント企業と不良資産などについての評価を進めており,15営業日以内には報告書をまとめたいとしている。

Copyright(c) 2001 CMP Media Inc. All rights reserved.

[記事へ]

◎関連記事(IT Pro注)
米PSINet,6月に買収したASP事業を売却し撤退へ,第3四半期は約14億ドルの損失
国内初の専用線ユーザー向けウイルス・チェックのサービスをピーエスアイネットが開始

PSINet社発表資料