米Infonetics Researchが米国時間2月21日に，2000年におけるVPN世界市場に関する調査結果を発表した。VPN専用ハードのほか，VPN対応ソフト，VPN対応ルータ，VPN対応ハードとソフト向けファイアウォールについて調査を行ったもの。
それによると，VPN（virtual private networking）専用ハードの売上高は8億3500万ドル。ファイアウォール市場は11億ドル規模に達したという。VPN対応ソフトは2000年に121％成長し，2億6900万ドルを売り上げた。VPN対応ルータの出荷台数は100万台を上まわった。
「年明けの調子を維持すれば，2001年にVPN市場は我々の予測を超えた成長をみせる。IT経費が減っている現状にあって，VPNはエンド・ユーザーとサービス・プロバイダの双方にとって理想的である」（Infonetics社執行ディレクタのJeff Wilson氏）。
なお調査の対象とした企業には，米3Com，フランスのAlcatel，米Avaya Systems，イスラエルのCheck Point Software Technologies，米Cisco Systems，米Enterasys Networks，米eSoft，Fortress Technologies社，フィンランドのF-Secure，米IBM，米Indus River Networks，米Intel，Internet Appliance社，米Lucent Technologies，Netopia社，NetScreen Technologies社，米Network Associates，フィンランドのNokia，カナダのNortel Networks, RADGUARD社，米Ramp Networks，RapidStream社，RedCreek Communications社，SafeNet社，SonicWALL社，米Symantec，米V-ONE，VPNet社，米WatchGuard Technologiesなどが含まれる。
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