米Level 3 Communicationsと米Akamai Technologiesは米国時間1月24日,広帯域接続サービスの提供に関する提携関係を拡大したと発表した。
 Akamaiは,Level 3が提供する広帯域網への接続サービス「CrossRoads」とデータセンターの利用を拡大する。
 Akamaiは,Level 3の広帯域ネットワークに自社のコンテンツ配信サービス「Akamaized」を提供するための分散サーバーを追加する。Level 3が抱えるユーザーに対してコンテンツ配信サービスを提供する。
 Level 3は2000年12月に広帯域接続サービスの提供を開始。米国,欧州,アジアの各地に擁するデータ・センターで運営するコロケーションやCrossRoadsなどのサービスを,Akamaiのほか,米Microsoft,大手ISPの米EarthLink,米YahooのYahoo Broadcastなどに提供している(発表資料)。
 「CrossRoads」サービスでは伝送速度がギガビット・レベルのEthernet接続などを提供する。「Destination Sensitive Billing」と呼ぶトラフィックに応じた課金システムなどの機能を備える。コロケーション・サービスは,これまでに世界各地の約60都市に設置したデータセンターですでに提供を開始している。

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