BIOSベンダのAmerican Megatrends社(AMI)が米国時間1月16日に,64ビット・システム対応のサーバー向けファームウエア「Enterprise64 BIOS」のリリースを発表した。米Intelの64ビット・マイクロプロセサ「Itanium」と「460GX」チップセットに対応する。

 Enterprise64 BIOSはIntel社のインタフェース設計「Extensible Firmware Interface(EFI)」を採用している。EFIは64ビット・システムのOSとファームウエアに共通のインタフェースを提供するもの。OSとファームウエアのブート・メニューを一つに統合することができ,EFIドライバやアプリケーション,OSローダに対応した共通のブート環境抽象化を定義する。

 Enterprise64 BIOSはマルチAPICモード対応機能,ハードウエア管理機能「SMBIOS 2.3.1」,遠隔管理機能,64ビットPCIサポート機能などを備える。ビルトインの診断ソフトウエアが含まれる。EFIのほか,DIG64,ACPI,Hot-Plug PCIといった規格やガイドラインに準拠する。対応OSは64ビットWindows NT,64ビットLINUX,HP-UXやその他の64ビットUNIX。

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