ビジネスの基本は、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)――。企業では、複数の人がチームで仕事をしている。だから、業務を円滑に進めるには、コミュニケーションを密にする必要があるのは当然だ。

 しかし、働いている人の意識が高くても、インフラ側の要因によってコミュニケーションが阻害されていることも多い。例えば、次のようなケースだ。

・“ホワイトボード”に行き先が書かれていないので、電話を回せない
・得意先から至急対応の要請があったが、担当者が行方不明
・社内にいるはずだが、居場所が分からない
・部下がどこで何をしているのかつかめない

 もちろん、電子メールでも要件を伝えることはできる。しかし、相手がいつ読んでくれるか分からないので、対応までに時間がかかってしまうこともしばしば。毎日膨大な数の電子メールが送られてくる昨今、あまり重要でないと思われた電子メールは開けてもらえないこともある。

 その一方、ミレニアル世代やデジタルネイティブ世代ではソーシャルメディア(SNS)を仕事に使う人も増えている。ただし、一般のSNSはコンシューマーの利用を想定して開発・運用されているサービスなので、高いセキュリティレベルが求められるビジネスユースには適しているとはいいがたい。では何を使うか? 日本マイクロソフトとテレコミュニケーションのプロ集団であるMXモバイリングに聞いてみた。

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