12月に入り、2017年も残すところ後わずか。なんだか忙しそうな様子の直井研究員に平野所長がアドバイス。時間がない、仕事が多い、忙しいが口癖になっていたらちょっと待って。メールの使い方を変えるだけで、ちょっと楽になるかもしれません。
直井研究員(以下、直井):時間がない、時間がない!
平野所長(以下、平野):何かのCMのようだが……ずいぶん忙しそうだね。何かあったの?
直井:師走ですから、直井先生大忙しです。
平野:ただ先生って言いたかっただけだね。
直井:でも本当に忙しいんです。メールがたまっているし、定時に仕事を終えようと思ったら昼食の時間を削らないといけません。仕事の量が多いんです。
平野:直井さんの場合はまずお菓子の時間を削ろう。
直井:あ。ばれていましたか。
平野:時間がないという話はよく聞くが、会議の時間、移動の時間、メールの時間と削れるものはまだまだあるはずだ。例えば、会議も、無駄な会議は開かない、移動しなくてもいいようにテレビ会議を使う、他にも……。
直井:会議は所長の領域じゃないので、やっぱりメールの話が聞きたいです。
平野:そうだね。ただ、メールの話はいつもしているからなぁ。今日は切り口を変えて話をしようか。
直井:お願いします!
平野:直井さんのメールの最高速度ってどのくらいかな?
直井:ん?最高速度ですか?たぶん44kmくらいです。
平野:適当だなぁ。まぁ質問が悪かったね。今、自分がどのくらいの速さでメールを書いているか。その最高速度の話だよ。