スマートな社会を支えるICT最前線
目次
-
広がるビーコンIoT
屋内でも人やモノの位置をしっかり捕捉 道案内、作業支援など幅広い応用
Bluetooth Low Energy(BLE)による近距離通信技術「iBeacon」を利用する例が、様々な分野に広がりつつある。代表例は小売り店舗などでのマーケティング用途だが、それだけではない。旅行者などへの道案内、さらには建設現場での作業支援など、新たな活用法に取り組む例が出てきている。
-
医大を中心に街づくり
自動販売機を活用してエリアマネジメント 手軽にできる健康管理・指南を合わせて実現
奈良県橿原市。ここで、防犯・防災から、高齢者や児童の見守りまで幅広い視野で、ICTを駆使した街づくりへの挑戦が始まろうとしている。奈良県立医科大学を中心に、地域住民や街の様々な情報を集約し、安心・安全な街をつくる。街中の自動販売機を活用する点が特徴だ。
-
米国で加速するIoT×街づくり
省庁横断で研究開発を支援 60都市を舞台に技術を磨く
米国がIoT(Internet of Things)で世界のリーダーシップを取ろうと、研究開発の強化に乗り出した。バラク・オバマ米大統領は2015年9月14日、「スマートシティ・イニシアティブ」というコンセプトを発表。スマートシティづくりに必要な技術の研究開発に1億6000万ドルの助成金を充てる計…