マーケティングを考えるうえでよく見るモデルが、マーケティングファネル。BtoBでは、既存顧客に対するマーケティング活動を含めたダブルファネルの考え方が使われます。
マーケティングファネルの3つの段階
ここでは、商品やサービスを多くの見込み顧客に認知してもらい、最後には購買にいたるまで顧客を絞り込んでいく過程を説明します。
このファネル(じょうご)は、TOFU(Top of the Funnel:じょうごの上部)、MOFU(Middle of the Funnel:じょうごの中部)、BOFU(Bottom of the Funnel:じょうごの底部)の3つに分けて考えることができます。
マーケティングファネルの図の中で、TOFUとは顧客が最初にコンテンツなどに接触して商品やサービスを認知する機会で、このときはまだ見込み顧客です。MOFUは次の段階でコンテンツに接触する機会となり、商品の購買に向けて検討が始まっている段階といえます。
こうして見込み顧客が様々なコンテンツによってTOFU→MOFUと育成(ナーチャリング)されていき、最後のBOFUで購買にいたります。
コンテンツマーケティングにおいては、見込み顧客の態度をTOFU→MOFU→BOFUと変容させていくために、売り手はコンテンツを作り分け、出し分けていく必要があるのです。