塩田紳二のモバイルトレンド

2000円の中国製格安ウエアラブルデバイスを使ってみた

2017/03/17 塩田紳二=テクニカルライター

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 年始の記事でちょっと書いたのですが、ウエアラブルは話題にはなるものの、いまだに「迷い続けている」感じがあり、普及にはちょっと遠い感じがあります。

 ざっと市場を見たところ、大きく2つのカテゴリーがあり、だいたい4つのタイプに分けられるのではないかと思えてきました。大きなカテゴリーとしては、「スマートウオッチ系」と「フィットネス系」です。前者は、Android Wearなどのいわゆるスマートウオッチであり、簡単にいうと「高性能な腕時計」です。これに対して「フィットネスデバイス系」は、簡単に言えば高性能な「活動量計」です。

 スマートウオッチは、大きく2つのタイプに分かれ、1つはあくまでもスマートフォンなどの「ウエアラブル周辺」デバイスであるもの、もう1つは、スマートフォンなどを必要とせず、それ自身が独立したコンピューターとなる「ウエアラブルコンピューター」です。

 Android Wearは、当初、スマートフォンを前提にするウエアラブル周辺デバイスでしたが、バージョンが上がるに従い、「ウエアラブルコンピューター」としての性格を強くし、スマートフォンからは独立しつつあります。

 フィットネス系ウエアラブルは、加速度センサーなどのセンサーを搭載し、内蔵しているプロセッサーも「コントローラー」などと呼ばれる組み込み用のマイクロプロセッサーを採用します。メモリーなども最低限のものになっています。場合によってはディスプレイを持たず、LEDなどで応答するようなこともあります。運動などの状態をセンサーで記録することが主な目的で、付加機能としてスマートフォンの通知を表示するといったことが可能です。

 フィットネス系ウエアラブルデバイスは、「コスト重視型」と「高精度型」に分かれます。前者は、特にコストを重視したもので、センサーなども最低限なものに押さえられていて、運動や身体の状態などの測定精度もあまり高くありません。これに対して「高精度型」は、複数のセンサーを搭載し、運動や身体の状態を高精度で測定することを優先しています。

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出典:ITpro 2017年1月20日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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