バッテリーを節約する最も基本的な方法は、OSの設定変更である。代表的なものを紹介しよう。

 Androidは、機種によって画面表示が異なる可能性がある。ここでは、グーグルの「Nexus 5」の例で示した。まず通信関連では、スマートフォンがサポートしているWi-FiやBluetooth、NFCといった通信手段のうち、使わないことが明らかなものはオフにするとよい(図1)。他の端末にインターネット接続手段を提供するテザリングに関しても同様だ。通話も通信も必要としないことが明らかであれば、機内モードに設定してしまう手もある。

●Androidの不要な通信を削減する設定
図1 通信に関連するバッテリー節約のための設定項目の例。使わないことが分かっている通信手段をオフにする
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 画面表示に関しては、液晶の明るさを調整するのが手っ取り早い(図2)。暗くするほど、バッテリー消費量は少なくなる。とはいえ、見えなくなるほど暗くしては意味がないので、自分にとって適度なところに調整しよう。スリープに入る時間を短めに設定するのも有効だ。

●Androidの画面表示を調整する設定
図2 画面表示に関連するバッテリー節約のための設定項目の例。ディスプレイ画面の使い方は、バッテリーの消費を大きく左右する
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