SmartSESAME M's eyeの外観
SmartSESAME M's eyeの外観
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 シーイーシーの「SmartSESAME M's eye(スマートセサミ エムズアイ)」は、複合機の印刷ログを収集して管理するアプライアンスサーバー機である。国内の主要6メーカーの複合機からログを収集し、いつ、どこで、誰が、何を印刷、コピー、スキャン、ファクスしたかを把握できるようにする。紙を媒体とする不正な情報の持ち出しを抑止するほか、有事の際には情報が漏えいした経路を証跡できるようにする。

 この「統合ログ機能」はもともと、複合機向けのセキュリティソフトでICカード認証による印刷管理機能を提供する「SmartSESAME SecurePrint」のオプションとして用意していたもの。今回、需要が高かった統合ログ機能を、単独製品として切り出し、小型パソコンと合わせてアプライアンス化した形である。

 ログは、SmartSESAME M's eyeから複合機にネットワーク経由でアクセスし、能動的にログを収集する。複数のメーカー製の複合機が混在したオフィス環境において、メーカーごとに異なるフォーマットを持ったログを一つに集約する。国内の主要6メーカー(富士ゼロックス、キヤノン、リコー、シャープ、コニカミノルタ、東芝テック)の複合機からログを収集できる。

SmartSESAME M's eyeの概要
用途と機能複合機からログを収集し、いつ、どこで、誰が、何を印刷、コピー、スキャン、ファクスしたかを把握できるようにする
提供形態アプライアンスサーバー機(手のひら大)
対応する複合機富士ゼロックス
キヤノン
リコー
シャープ
コニカミノルタ
東芝テック
価格未定
発表日2014年12月4日
出荷日2015年2月