システムインテグレータの「SI Object Browser for Oracle 18」は、Oracle Database 18cを対象としたデータベース操作/開発支援ソフトである。GUIを介してデータベースの作成や各種メンテナンスができる。
RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)であるOracle Database 18cに接続し、GUIを介してデータベーステーブルなどの各種のオブジェクトを作成/編集できる。ストアドプロシージャ(RDBMS側に配置する業務ロジック)の作成やSQLの実行など、各種のデータベース操作/メンテナンス操作を実行できる。
Oracle Database 18c向けの機能の1つが、SQLキャンセル機能(ALTER SYSTEM CANCEL SQL)である。実行中のSQLを止める場合、従来はセッションごとに停止させるのが常套手段だったが、SQLキャンセル機能を使えば当該SQLだけを停止させられる。
Oracle Databese 18c向けの機能の1つが、スキーマ限定アカウントの作成機能である。オブジェクトをスキーマでまとめたい場合、以前は、ログイン機能を持ったアカウントを作成する必要があった。Oracle Database 18cでは、不必要なログイン機能を省いた「スキーマ限定アカウント」を作成できる。
このほか、DataPumpインポート時のエラーをスキップする機能。Oracle Database 12cまでのDataPumpインポートは、エラーオブジェクトがあった場合、インポート処理を中断していた。これを、エラーをスキップして最後まで実行できるようにした。
用途と機能 | Oracle Database 18cを対象としたデータベース操作/開発支援ソフト。GUIを介してデータベースの作成や各種メンテナンスができる |
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DB操作 | RDBMSであるOracle Database 18cに接続し、GUIを介してデータベーステーブルなどの各種のオブジェクトを作成/編集できる。ストアドプロシージャ(RDBMS側に配置する業務ロジック)の作成やSQLの実行など、各種のデータベース操作/メンテナンス操作を実行できる |
Oracle Database 18c向け機能 | SQLキャンセル機能(ALTER SYSTEM CANCEL SQL) スキーマ限定アカウントの作成機能 DataPumpインポート時のエラーをスキップする機能 など |
SQLキャンセル機能 | 実行中のSQLを止める場合、従来はセッションごとに停止させるのが常套手段だったが、SQLキャンセル機能を使えば当該SQLだけを停止させられる |
スキーマ限定アカウント | オブジェクトをスキーマでまとめたい場合に、不必要なログイン機能を省いた「スキーマ限定アカウント」を作成できる |
DataPumpインポート時のエラースキップ機能 | Oracle Database 12cまでのDataPumpインポートは、エラーオブジェクトがあった場合、インポート処理を中断していた。これを、エラーをスキップして最後まで実行できるようにした |
価格(税別) | 1クライアントライセンスの場合、メディア版が4万6500円、ダウンロード版が4万3000円。保守料金は2年間で1万8600円 |
発表日 | 2018年11月22日 |
提供開始日 | 2018年11月29日 |