HOYAサービスの「eシフ得」は、タブレット(iPad)を使った直感的な操作でシフト勤務表を作成できるクラウドサービスである。コンビニエンスストアや飲食店などのように複数人の従業者を抱えている店舗に向く。従業者数10~20人規模の店舗を想定している。

店長はiPadで直感的にシフト表を作成できる(提供:HOYAサービス)
店長はiPadで直感的にシフト表を作成できる(提供:HOYAサービス)
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従業者はiPhone/Androidで自身のシフト表を確認できる(提供:HOYAサービス)
従業者はiPhone/Androidで自身のシフト表を確認できる(提供:HOYAサービス)
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 早番や遅番などのアイコンをカレンダー上の従業者のマスに埋めていくやり方でシフト表を作成できる。指定した条件に合致するようにシフト表を自動生成するような支援機能は備えず、店長などの管理者が自分でシフト構成を考える必要がある。一方、従業者は、スマートフォン(iPhone/Android)を使って自身のシフトスケジュールを確認できる。

 店長が使うiPad専用ソフト「eShift Schedule」と、従業者が使うスマートフォン用ソフト「eShift Calender」は、いずれもApp StoreやGoogle Playからダウンロードして使う。店長向けのシフト表作成機能はパソコンなどからWebブラウザーでクラウドサービスにアクセスすれば使えるが、モバイルインターネット接続機能を持ったiPadがあれば、店舗にインターネット接続環境がなくてもクラウドサービスを利用できる。

 シフト勤務表を作成する「シフトスケジュールサービス」のほかに、iPadを使ってタイムカードを打刻できるクラウドサービス「タイムカードサービス」も提供する。iPad専用ソフト「eTime Recorder」を動作させたiPadを店舗に備え付けておき、従業者が勤務開始時と勤務終了時に画面を操作することによって、勤務時間を記録する。タイムカードサービスで記録した勤務時間の情報を一元的に把握できる店長向けのiPadアプリケーション「eTime Cards」や、従業員が自身のタイムカード記録情報をスマートフォン(iPhone/Android)から確認できるアプリケーション「eTime Card」も提供する。

eシフ得の概要
用途と機能タブレット(iPad)を使った直感的な操作でシフト勤務表を作成できるクラウドサービス
ターゲット顧客コンビニエンスストアや飲食店などのように複数人の従業者を抱えている店舗。従業者数10人から20人規模の店舗を想定している
シフト表の作成方法早番や遅番などのアイコンをカレンダー上の従業者のマスに埋めていくやり方でシフト表を作成できる。ただし、指定した条件に合致するようにシフト表を自動生成するような支援機能は備えない
シフト作成者用のソフトiPad専用ソフトか、Webブラウザーを使ってシフト表を作成する
従業者用のソフトスマートフォン(iPhone/Android)を使って自身のシフトスケジュールを確認できる
価格(税別)■シフトスケジュールサービスは、1店舗当たり月額4000円
■タイムカードサービスは、1店舗当たり月額1000円
発表日2015年12月7日
提供開始日2016年2月