イノルールズの「InnoRules BRMS for ASTERIA Warp」は、BRMS(ビジネスルール管理システム)である。特徴として、アステリアのデータ連携ソフト「ASTERIA Warp」との連携アダプタを備えている。ASTERIA Warpを用いたデータ連携処理のなかで、BRMSで管理している業務ルールを参照して処理できる。

ASTERIA Warp(データ連携ソフト)からInnoRules BRMS(業務ロジックを外出しして管理するソフト)に連携するための専用アダプタを開発した
ASTERIA Warp(データ連携ソフト)からInnoRules BRMS(業務ロジックを外出しして管理するソフト)に連携するための専用アダプタを開発した
(出所:アステリア、イノルールズ)
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 BRMSの特徴は、業務ロジックをアプリケーションから分離して外出しできることである。業務アプリケーションに業務ロジックをハードコーディングする必要がなくなるので、業務ロジックの変更時にアプリケーションを改修しなくて済む。業務ロジックだけを独立してメンテナンスできる。

 連携元となるASTERIA Warpは、異なるシステム同士をデータ連携させるためのEAI(アプリケーション統合)ソフトである。各種のアダプタを介して業務ソフトやデータベースに接続し、これらのデータをルールに基付いて変換し、外部システムに引き渡す。ジョブフローを定義して実行するバッチスケジューラ機能も備えており、条件に合わせて外部プログラムを起動するといった処理ができる。

 ASTERIA WarpとInnoRules BRMSを連携させることにより、ASTERIA Warpは、データ連携処理を実行するために必要な業務ロジックを自前で持たなくてよくなる。

InnoRules BRMS for ASTERIA Warpの概要
用途と機能BRMS(ビジネスルール管理システム)
特徴アステリアのデータ連携ソフト「ASTERIA Warp」との連携アダプタを備えていること。ASTERIA Warpを用いたデータ連携処理の中で、BRMSで管理している業務ルールを参照して処理する
InnoRules BRMSの概要業務ロジックをアプリケーションから分離して外出しできる。業務アプリケーションに業務ロジックをハードコーディングする必要がなくなるので、業務ロジックの変更時にアプリケーションを改修しなくて済む。業務ロジックだけを独立してメンテナンスできる
ASTERIA Warpの概要異なるシステム同士をデータ連携させるためのEAI(アプリケーション統合)ソフト。各種のアダプタを介して業務ソフトやデータベースに接続し、これらのデータをルールに基付いて変換し、外部システムに引き渡す。ジョブフローを定義して実行するバッチスケジューラ機能も備えており、条件に合わせて外部プログラムを起動するといった処理ができる
価格(税別)100万円(2019年3月末までの期間限定)。ライセンスの内容は、InnoRulesサーバーライセンス(1CPU)、InnoRules開発用クライアント(Rule Builder)ライセンス×2ユーザー、ASTERIA Warp専用アダプタを含む
発表日2018年10月31日
提供開始日2018年11月1日