富士通マーケティングが提供する「Oracle Cloud」の導入支援サービスは、ユーザー企業が現在使っているOracle Databaseを、これまでのオンプレミス環境からクラウド環境へと移行するためのSIサービスである。移行先には、富士通が国内データセンター上で運営する「Oracle Cloud」を使う。

 移行サービスのメニュー化にあたっては、SIベンダーである富士通マーケティングがこれまでに蓄積したOracle Databaseの構築ノウハウをパターン化したという。推奨設定で導入するだけで、短期間での環境構築や確実な移行が可能になるとしている。

 移行サービスを中核に、関連サービスも用意した。例えば、オンプレミスで稼働しているOracle Databaseの可用性を高めるためのDR(災害時復旧)サーバーをクラウド上に構築するサービス、クラウド環境にVPNで接続するネットワークサービス、クラウド環境のログを監視・解析する運用管理サービス、などがある。

「Oracle Cloud」の導入支援サービスの概要
用途と機能ユーザー企業が現在使っているOracle Databaseを、これまでのオンプレミス環境からクラウド環境へと移行するSIサービス
クラウド環境移行先のクラウドサービスとして、富士通が国内データセンター上で運営する「Oracle Cloud」を使う
移行サービスの
特徴
SIベンダーである富士通マーケティングがこれまでに蓄積したOracle Databaseの構築ノウハウをパターン化したとしている。推奨設定で導入するだけで、短期間での環境構築や確実な移行が可能になるという
サービスメニュー
サービス名サービス概要提供開始日
Oracle Cloud
環境構築サービス
Oracle Cloudを利用する上で必要な初期導入作業を実施2017年
11月21日
Oracle Cloud
移行サービス
オンプレミスで稼働しているOracle DatabaseをOracle Cloud基盤のOracle Databaseサーバーへ移行2017年
11月21日
Oracle Cloud
DR構築サービス(仮称)
オンプレミスで稼働中のOracle Databaseサーバーの災害対策サーバーをOracle Cloud基盤に構築2018年
2月予定
Oracle Cloud
ネットワーク構築サービス(仮称)
Oracle Cloudにセキュアに接続するVPN環境を構築2018年
2月予定
Oracle Cloud
セキュリティ
サービス(仮称)
Oracle Cloudのログを監視、解析2018年
2月予定
価格個別見積もり
発表日2017年11月21日
提供開始日2017年11月21日