ユニファイド・サービスの「SalesforceCRM連携ポートレット」は、ポータルソフトを使ってSalesforce CRMと社内業務アプリケーションを一つの画面に統合するためのソフトウエア部品集である。オープンソース(OSS)のポータルソフト「Liferay」で利用可能なポートレット(画面部品)として実装している。ポートレット単体の販売に加えて、企業ポータルを構築するSIサービスも提供する。
SalesforceCRM連携ポートレットを使うと、CRM(顧客関係管理)のクラウドサービスであるSalesforce CRMから顧客や商談のデータを取得して、これをポータル画面に表示できる。Salesforce CRMのToDo、リード、取引先、取引先責任者、ダッシュボード、---と連携するポートレットを標準で提供する。社内システムのデータをSalesforce CRMのデータと同じ画面内に表示することで、これらのデータを合わせて閲覧したり分析したりできる。
前提となるLiferayは、OSSのWebポータル構築ソフトである。商品カタログや価格情報などのデータをWebページとして作成しておけば、ポータルにアクセスする社員に対して常に最新の情報を配信できる。社員の部署や役職に応じて表示する内容を変えたり、アクセスできる範囲を制限したりできる。
SalesforceCRM連携ポートレットに含まれるポートレットは、表の通り。
表●SalesforceCRM連携ポートレットの一覧
ポートレット名 | 概要 |
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Salesforce-取引先検索 | Salesforce CRMの取引先情報を検索、一覧表示 |
Salesforce-商談検索 | Salesforce CRMの商談情報を検索、一覧表示 |
Salesforce-見込み客連携 | Salesforce CRMの見込み客情報をLiferayに表示 |
Salesforce-ダッシュボード連携 | Salesforce CRMのダッシュボードをLiferayに表示 |
Salesforce-ToDo連携 | Salesforce CRMのToDo情報をLiferayに表示 |
Salesforce-カレンダー連携 | Salesforce CRMのカレンダーにリンク |
Salesforce-ドキュメント連携 | Salesforce CRMのドキュメントをLiferayに表示 |
Salesforce-出退勤連携 | 出退勤を登録し、Salesforce CRMの行動履歴に連携 |
Salesforce-行動予定連携 | Salesforce CRMの行動予定をLiferayに表示 |
SalesforceCRM連携ポートレットの概要
用途と機能 | Salesforce CRMで管理している顧客情報や商談情報を、社内業務システムのデータと合わせて単一のWebポータル画面に表示するためのソフトウエア部品集 |
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提供形態 | ソフトウエア。オープンソースのポータルソフト「Liferay」で利用可能なポートレットとして実装している |
価格(税別) | ■複数のポートレット(画面部品)がセットになって10万円 ■ポートレットを用いて企業ポータルを構築するSIサービスも別途50万円からで提供 |
発表日 | 2014年11月13日 |
出荷日 | 2014年11月13日 |