ビズオーシャンの「SPALO(スパロ)」は、スマートフォンで利用できるチャットサービス「LINE」の上に構築したボット(自動応答システム)に対して、音声で答えることによって、Excelファイルにデータを入力できるサービスである。
SPALOの要素技術は、以下の通り。チャットをインタフェースとした自動応答機能を提供するサービスとして、「LINE BOT」を使う。音声データを品詞に分解して帳票の項目を選択する仕組みとしては、IBM Watson日本語版のAPI「Conversation Service」を活用する。
スマートフォンと音声だけでデータ入力が可能になるため、パソコンを使える環境にない移動中の営業担当者や、屋外の建築現場での書類作成などのシチュエーションで利用できる。事務所に戻ることなく、パソコンを立ち上げることなく、書類の作成ができるので、労働生産性が向上する。
SPALO(スパロ)の概要
用途と機能 | LINEボットの質問に音声で答えるだけでExcelにデータ入力できるサービス |
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要素技術 | ■LINE BOT(チャットをインタフェースとした自動応答機能を提供するサービス) ■IBM Watson日本語版のAPI「Conversation Service」(音声データを品詞に分解して帳票の項目を選択する) |
主な利用シーン | パソコンを使える環境にない移動中の営業担当者や、屋外の建築現場での書類作成など |
価格(税別) | ■初期費用は30万円から ■帳票あたりの運用費用は、B2C向けが月額2万5000円。従業員向けは1人あたり月額590円で、最小契約数は10人(月額5900円) ■Excelファイルの保存回数に応じて必要なファイル保存料は、B2C向けが1000回まで無料で、以後500回ごとに1万2500円。従業員向けは25回まで無料で、以後25回ごとに300円 |
発表日 | 2017年10月3日 |
提供開始日 | 2017年10月3日 |