日本HPの「HP ElitePOS」は、デザインを重視する小売店舗向けに開発した、外観重視のPOS(販売時点情報管理)端末である。タブレット端末と円筒形のスタンドを組み合わせたデザインを採用した。モジュラー構造になっており、必要に応じてプリンタなどと組み合わせられる。
周辺機器のデザインも統一した。円筒形のスタンドを延長するスペーサーや、円筒形のスタンドを延長するような自然な形で装着できるラベルプリンタ、外部接続型のスタンドアロン型プリンタ、20文字×2行のカスタマーディスプレイ、バーコードスキャナ、磁気ストライプリーダー、指紋リーダー、などがある。
店舗のカウンターの状況に合わせて設置方法を選べる。I/O接続ベースを含めてすべてのモジュールをカウンターに乗せて使うパターンのほか、周辺機器はケーブルでつないでカウンターの中に設置するパターン、デザインを優先してカウンターに本体を固定するパターン、などが可能だ。
POS端末本体(タブレット部)の画面は非光沢の14インチで静電容量式タッチパネルを搭載。画面の解像度は1920×1080ドット(フルHD)。きょう体はアルマイト加工のアルミニウムを採用している。水に強く、本体にかかった水をパネルの溝に集め、淵から外部へと排出する。OSはWindows 10をプリインストールしており、任意のPOSアプリケーションを動作させられる。
HP ElitePOSの概要
用途と機能 | デザイン性を重視した小売店舗向けのPOS端末 |
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デザインの特徴 | タブレット端末と円筒形のスタンドを組み合わせたデザインを採用。モジュラー構造なので、必要に応じてプリンタなどを組み合わせられる。周辺機器のデザインも統一した |
主な周辺機器 | 円筒形のスタンドを延長するスペーサー、ラベルプリンタ、外部接続型のスタンドアロン型プリンタ、20文字×2行のカスタマーディスプレイ、バーコードスキャナ、磁気ストライプリーダー、指紋リーダー、など |
画面サイズ | 14インチ(非光沢)。静電容量式タッチパネルを搭載 |
画面の解像度 | 1920×1080ドット(フルHD) |
きょう体の素材 | アルマイト加工のアルミニウム |
耐水機能 | 本体にかかった水をパネルの溝に集め、淵から外部へと排出する機構を備える |
POSアプリケーション | 別途、Windows 10上で動作するPOSアプリケーションをインストールして使う |
OS | Windows 10(Windows 10 Pro 64bitまたはWindows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB 64bit) |
価格(税別) | ■HP ElitePOS Model 141:15万円から ■HP ElitePOSトップマウント 2 x 20カスタマーディスプレイ:3万2000円 ■HP ElitePOS Serial/USBサーマルプリンター:3万8000円 ■HP ElitePOS 2Dバーコードスキャナー:3万円 ■HP ElitePOS 指紋リーダー:2万5000円 ■HP ElitePOS ベーシック I/O接続ベース:3万8000円 |
発表日 | 2017年8月25日 |
販売開始日 | 2017年8月25日 |