ビーエスピーの「A-AUTO 50」は、ジョブスケジューラーソフト「A-AUTO」の無償版である。A-AUTOの従来バージョン「7.2.4」の機能はそのままに、50ジョブまでの小規模な業務用途に限定したライセンスである。インストール台数には制限がないため、情報システムごとにA-AUTO 50を用意すればトータルで50個を超えるジョブを制御できる。
前提となるA-AUTOとは、サーバー上で実行させる定型的な業務運用処理をバッチジョブとして定義し、あらかじめ指定したスケジュールで実行するソフトである。指定した時刻に実行させたり、実行結果によって分岐処理させたりするなど、ジョブスケジューラーしての基本機能を一通り備える。
ソフトウエアは主に、ジョブのスケジュール実行を制御するジョブ管理サーバー機能を提供する「基本ライセンス」(Windows Serverで稼働)と、サーバー機をジョブフローに参加させるために必要なエージェント機能を提供する「リモートライセンス」(Windows/Linuxで稼働)で構成する。
基本ライセンスだけでも、A-AUTO 50をインストールしたWindows Serverの上で動作するジョブを制御できる。これにリモートライセンスを追加することで、個々のWindows上で動作するジョブやLinux上で動作するジョブを連携させたジョブフローを制御/実行できるようになる。
A-AUTO 50の概要
用途と機能 | ジョブスケジューラー(サーバー上で実行させる定型的な業務運用処理をバッチジョブとして定義し、あらかじめ指定したスケジュールで実行する) |
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価格(税別) | 無償 |
配布パッケージに含まれるソフトウエア | A-AUTO 50の「基本ライセンス」、Java実行環境「Java SE」、データベースサーバー「Postgre SQL 8.4.5」、データベースアクセス用ドライバー「Postgre SQL ODBC」 |
稼働OS | ■「基本ライセンス」(ジョブ管理サーバー):Windows Server 2008/2012 ■「リモートライセンス」(エージェント):Windows、Linux |
発表日 | 2014年9月1日 |
出荷日 | ■基本ライセンスの日本語版:2014年9月1日 ■基本ライセンスの英語版:2014年10月1日 ■リモートライセンスのWindows版:2014年11月20日 ■リモートライセンスのLinux版:2014年12月20日 |