エヌジェーケーの「活字文書OCRライブラリ v.9.5」は、ユーザーが開発するアプリケーションにおいてOCR(光学文字読み取り)機能を使えるようにするソフトウエア開発用ライブラリである。Windows環境で利用できる。
非定型の活字文書の画像に対して文字認識を行い、認識した文字コードを出力するDLL(ダイナミックリンクライブラリ)である。認識した結果は、テキストのほか、Office文書や透明テキスト付きPDFなど各種フォーマットで出力できる。
特徴は、認識可能な言語が豊富なこと。標準で、日本語、英語、中国語(簡体字および繁体字)、韓国語を認識できる。日本語と英語が混在する文書や、中国語と英語が混在する文書、韓国語と英語が混在する文書を認識できる。
追加言語オプションとして、タイ語、ベトナム語、マレー語、インドネシア語、欧米語の5つのオプションを利用できる。欧米語オプションでは、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、ノルウェー語、フィンランド語、デンマーク語、ポルトガル語、ロシア語の11言語を認識できる。
稼働環境は、通常版がWindows 7/8.1/10。サーバーOS対応版が、Windows 7/8.1/10およびWindows Server 2008/2012/2016。アプリケーションの開発環境は、Visual C++ VC 9.0/10.0/11.0/12.0またはC#(.NET Framework 4.5.2)。
活字文書OCRライブラリ v.9.5の概要
用途と機能 | ユーザーが開発するアプリケーションにおいてOCR(光学文字読み取り)機能を使えるようにするソフトウエア開発用ライブラリ |
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入力と出力 | 活字の画像を入力し、認識した文字コードをテキストやOffice文書など各種フォーマットで出力する |
特徴 | 認識可能な言語が豊富なこと。標準で、日本語、英語、中国語(簡体字および繁体字)、韓国語を認識できる。言語オプションの追加によって、アジア圏や欧米の言語を認識できるようになる |
言語オプション | タイ語 ベトナム語 マレー語 インドネシア語 欧米語(ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、ノルウェー語、フィンランド語、デンマーク語、ポルトガル語、ロシア語) |
稼働環境 | ■通常版は、Windows 7/8.1/10 ■サーバーOS対応版は、Windows 7/8.1/10およびWindows Server 2008/2012/2016 ■アプリケーションの開発環境は、Visual C++ VC 9.0/10.0/11.0/12.0またはC#(.NET Framework 4.5.2) |
価格(税別) | ■通常版は、50万円。年間保守サービスは10万円 ■サーバーOS対応版は、75万円。年間保守サービスは15万円 ■言語オプションは、アジア言語(タイ語、ベトナム語、マレー語、インドネシア語)がそれぞれ20万円。年間保守サービスが4万円 ■欧米語の言語オプションは要問い合わせ |
発表日 | 2017年7月18日 |
出荷日 | 2017年7月18日 |