インフォテリアの「Handbook 5」は、モバイル端末を想定した、文書コンテンツの配信サービスである。コンテンツを作成/編集して配信する機能をSaaS型クラウドサービスの形態で提供する。コンテンツ閲覧ソフトの稼働環境は、iOS(iPad/iPhone)、Android、Windows。汎用Webブラウザ(Flashランタイム)でも閲覧できる。
主な用途として、営業資料、商品カタログ、会議資料、ラーニング教材などを作成/編集し、これをモバイル端末に配信できる。配信コンテンツの単位を「ハンドブック」と呼び、複数のファイル(画像、オフィス文書、PDFなど)を階層構造に配置してまとめたものになる。レイアウトも設定できる。
Handbook内のコンテンツを組み合わせて1つの動画のように再生することができるので、デジタルサイネージとしても利用できる。
現行版で扱えるようになったコンテンツが360度パノラマ画像/動画である。動画をクラウドにアップロードすれば、閲覧ソフトでこれを閲覧できる。ホテルの部屋の中を360度パノラマ操作で閲覧したり、工事風景を記録して後から閲覧したりといった使い方ができる。
iOS 9で追加されたiPad専用のマルチタスク機能「Split View」に対応している。片方の画面で文書を共有しながら、もう片方の画面でテレビ会議をする、といった使い方ができる。
Handbook 5の概要
用途と機能 | iPadなどのモバイル端末に文書コンテンツを配信するクラウドサービス |
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提供形態 | コンテンツを作成/編集して配信する機能をSaaS型で提供する |
閲覧ソフトの稼働環境 | iOS(iPad/iPhone) Android Windows 汎用Webブラウザ(Flashランタイム) |
主な用途 | 営業資料、商品カタログ、会議資料、ラーニング教材などを作成/編集し、これをモバイル端末に配信する |
配信コンテンツ | 複数のファイル(画像、オフィス文書、PDFなど)を階層構造に配置してまとめた「ハンドブック」単位で配信する |
デジタルサイネージ機能 | Handbook内のコンテンツを組み合わせて1つの動画のように再生することができる |
360度動画の対応 | コンテンツとして、360度パノラマ画像/動画を扱える。動画をクラウドにアップロードすれば、閲覧ソフトでこれを閲覧できる。ホテルの部屋の中を360度パノラマ操作で閲覧したり、工事風景を記録して後から閲覧したりといった使い方ができる |
価格(税別) | 共用サーバーを使う安価プラン「Standard」の場合、ユーザー数は50人で、最大保存容量1Gバイトの最小構成時に月額2万円または年額20万円。最も高額なプラン「Enterprise」の場合、サーバーは専用となり、保存容量は無制限。ユーザー1000人で月額38万円または年額380万円 |
発表日 | 2017年7月18日 |
提供開始日 | 2017年7月18日 |