キヤノンITソリューションズの「CaptureBrain(キャプチャーブレイン)」は、クラウド型で利用できるOCR(光学文字読み取り)サービスである。AI(人工知能)の活用により、手書き帳票を含む各種帳票をテキスト化できるとしている。
要素技術として、キヤノンITソリューションズの画像処理技術とAI技術、およびCogent Labsの手書き文字認識AIエンジン「Tegaki」を採用した。他システムと連携するためのAPIも搭載する。個別システムとのデータ連携機能も要望に応じて開発する。
使い方は、手書き帳票のスキャンデータをクラウドにアップロードするというもの。クラウド上では、OCRの前処理として、帳票の種別を認識し、OCRで処理しやすいように画像を補正する。
特徴は、独自の画像処理技術によって、帳票画像をOCRに適した状態に補正できること。また、対象となる帳票をあらかじめ登録しておくことで、帳票の種類を自動で仕分けられる。
OCR後は、テキストデータをダウンロードできる。クラウド上でOCRの認識結果を確認し、その場で修正することもできる。
CaptureBrainの概要
用途と機能 | クラウド型で利用できるOCR(光学文字読み取り)サービス。AIの活用により、手書き帳票を含んだ各種の帳票をテキスト化できる |
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要素技術 | キヤノンITソリューションズの画像処理技術とAI技術、およびCogent Labsの手書き文字認識AIエンジン「Tegaki」を採用した |
システム連携 | 他システムと連携するためのAPIを用意している。個別システムとのデータ連携機能も要望に応じて開発する |
使い方 | 手書き帳票をスキャンした画像データをクラウドにアップロードする |
クラウド上の 処理 | OCRの前処理として、帳票の種別を認識し、OCRで処理しやすいように画像を補正する |
価格(税別) | 初期設定費用は、100万円から。個別開発費は、200万円から。年間利用料は、対象帳票とボリュームによる従量課金 |
発表日 | 2019年5月28日 |
提供開始日 | 2019年5月28日 |