Wrike Japanの「Wrike」は、プロジェクト管理機能とコラボレーション機能を提供するクラウドサービスである。チームメンバー同士のコラボレーションを通じて仕事を進めることができる。進ちょく状況も管理できる。

 仕事の最小単位をタスクとして作成し、担当者をアサインする。担当者は、メッセージのやり取りを通じて、タスクを処理する。複数のタスクをプロジェクトにまとめたり、タスクをさらに細かくサブタスクに分割したりできる。

 例えば、日本法人の住所と電話番号をWebページに掲載するプロジェクトを構成するタスクとして、住所と電話番号を調べるタスク、Webページに掲載するタスク、テストとレビューのタスク、公開するタスクを設定する、といった具合である。

 ユーザーの1社がカシオ計算機である。情報システム部門で、プロジェクトの進ちょく管理をExcelからWrikeに移行している。2019年11月に25ユーザーで正式に導入した。2018年9月時点で100ユーザーが利用している。

Wrikeの概要
用途と機能プロジェクト管理機能とコラボレーション機能を提供するクラウドサービス。チームメンバー同士のコラボレーションを通じて仕事のタスク/プロジェクトを進めることができる。進ちょくも管理できる
タスクの
設定
仕事の最小単位をタスクとして作成し、担当者をアサインする。担当者は、メッセージのやり取りを通じて、タスクを処理する。複数のタスクをプロジェクトにまとめたり、タスクをさらに細かくサブタスクに分割したりできる
ユーザー
事例
カシオ計算機の情報システム部門がプロジェクトの進ちょく管理をExcelからWrikeに移行した。2018年9月時点で100ユーザーが利用している
プラン導入規模などに応じて、Professional(最大15ユーザー)、Business(最大200ユーザー)、Enterprise(200を超えるユーザー、セキュリティ機能付き)の3つのプランがある
価格1ユーザーあたりの価格は、Professionalが月額9.8ドル、Businessが月額24.8ドル、Enterpriseが個別見積もり
発表日2019年5月22日(日本法人の設立)
提供開始日2019年5月22日(日本法人の設立)
販売代理店2019年4月1日に電通国際情報サービスが契約、2019年5月23日にNECネッツエスアイが契約