日立インダストリアルプロダクツの「HIVERTER-77」は、UPS(無停電電源装置)製品のエントリー機種である。蓄電池やコンデンサに常時電力を蓄えておき、停電などで商用電源が途切れた際にも、電力を送り続ける。サーバー機などの誤作動や停止を防ぐことができる。

ミニ・セーフ(HIVERTER-77)の外観
ミニ・セーフ(HIVERTER-77)の外観
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 容量は750VA、1kVA、1.5kVA、3kVAの4タイプを用意した。給電方式は、常時インバーター給電方式である。

 バッテリーを除く部品の交換が不要な長寿命タイプ(UPS本体期待寿命10年)を用意している。標準タイプ(UPS本体期待寿命6年)と比べて、10年使った場合の費用を約35%削減できる。

 オプションで、SNMPエージェント機能を利用できる。外部のシステム管理ソフト(SNMPマネージャ)からUPSの稼働状況を監視できる。

 オプションで、サーバー機への電源供給を管理するソフト「Power Monitor HN」も用意。停電時にサーバーをシャットダウンさせたり、あらかじめ設定したスケジュールに従ってサーバーをシャットダウンさせたりできる。

HIVERTER-77の概要
用途と機能UPS(無停電電源装置)製品のエントリー機種。蓄電池やコンデンサに常時電力を蓄えておき、停電などで商用電源が途切れた際にも、電力を送り続ける。サーバー機などの誤作動や停止を防ぐことができる
容量750VA、1kVA、1.5kVA、3kVAの4タイプ
給電方式常時インバーター給電方式
本体寿命バッテリーを除く部品の交換が不要な長寿命タイプ(UPS本体期待寿命10年)を用意した。標準タイプ(UPS本体期待寿命6年)と比べて、10年使った場合の費用を約35%削減できる
SNMP管理オプションで、SNMPエージェント機能を利用できる。外部のシステム管理ソフト(SNMPマネージャ)からUPSの稼働状況を監視できる
管理ソフトオプションで、サーバー機への電源供給を管理するソフト「Power Monitor HN」も用意した。停電時にサーバーをシャットダウンさせたり、あらかじめ設定したスケジュールに従ってサーバーをシャットダウンさせたりできる
価格
(税別)
約6万円から
発表日2019年5月20日
提供開始日750VAと1kVAの2モデルは2019年8月1日から出荷する。1.5kVAと3kVAは、これ以後順次出荷する