ゾーホージャパンの「ManageEngine Patch Manger Plus(マネージエンジン パッチマネージャープラス)」は、OSやアプリケーションソフトに対する脆弱性パッチの適用を自動化するソフト。Windows、Mac、LinuxのOSパッチと、米Adobe Systems製やJava環境など250種類以上のアプリケーションパッチを適用できる。

ManageEngine Patch Manger Plusの画面
ManageEngine Patch Manger Plusの画面
(出所:ゾーホージャパン)
[画像のクリックで拡大表示]

 まず、インターネットから脆弱性情報を自動で収集する。管理対象のPCやサーバーをスキャンして、適用すべきソフトを特定する。この上で、指定したスケジュールに従って、欠落しているパッチを手動または自動で配布して適用する。パッチの検証もできる。

 パッチを適用しない設定も可能である。作成したグループに対して、パッチ単位またはアプリケーション単位で、パッチを適用しない設定を施せる。さらに、自動でパッチが当たらないように、Windows Updateを無効化するスクリプトや、主要ソフトの自動更新を無効化するスクリプトも配布する。

 適用時に再起動が必要なパッチのために、管理対象PCをシャットダウンまたは再起動する機能も提供する。設定したスケジュールに応じて、または指定した頻度でシャットダウンまたは再起動を実施する。

 欠落しているパッチの一覧や、脆弱性のあるシステムの一覧などをレポート化する機能も提供する。PDF/CSV/XLS形式でレポートを出力できる。設定したスケジュールで定期的にレポートを生成できる。

ManageEngine Patch Manger Plusの概要
用途と機能OSやアプリケーションソフトに対する脆弱性パッチの適用を自動化するソフト
OSパッチの種類Windows、Mac、Linuxのパッチ
アプリケーションパッチの種類米Adobe Systems製やJava環境など250種類以上
パッチ適用の流れインターネットから脆弱性情報を自動で収集する
管理対象のPCやサーバーをスキャンして、適用すべきだが適用していないパッチを特定する
指定したスケジュールに従って、欠落しているパッチを手動または自動で配布して適用する
パッチテストによるパッチの検証もできる
パッチを適用しない設定作成したグループに対して、パッチ単位またはアプリケーション単位で、パッチを適用しない設定を施せる。さらに、自動でパッチが当たらないように、Windows Updateを無効化するスクリプトや、主要ソフトの自動更新を無効化するスクリプトも配布する
OS再起動の設定パッチ適用時に再起動を必要とするパッチのために、管理対象PCをシャットダウンまたは再起動する機能を提供する。設定したスケジュールに応じて、または指定した頻度でシャットダウンまたは再起動を実施する
レポート機能欠落しているパッチの一覧や、脆弱性のあるシステムの一覧などをレポート化する機能を提供する。PDF/CSV/XLS形式でレポートを出力できる。設定したスケジュールで定期的にレポートを生成できる
価格(税別)年額14万2000円(クライアント50台、サーバー10台、1ユーザーの場合)から
発表日2019年4月26日
提供開始日2019年4月26日